
たしかに感性と好奇心が豊かだった時期ってあったよな〜って話

少し前に伊集院光さんが平日のお昼に持っているラジオ番組を辞めることが決まった。1番好きなラジオパーソナリティ。毎週月曜日の1時に放送されている"深夜の馬鹿力"はかれこれ10年以上聴いているぐらい。悲しい気持ちはあるけど、ご本人のコメントを聞くと、これからも変わらず楽しみでいたいとも思った。
そんな番組終了のお知らせがSNSで話題になった中で、偶然目にしたツイートにグッときた。それは、伊集院さんが何十年と続けてラジオについて。
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昔誰かが言ってた。伊集院光のラジオがつまらなくなったという話になったとき、その人たちにとって一番面白い時期はいつかだったかを聞くと時期がてんでバラバラで、それは結局自分がティーンエイジャーで最も感性と好奇心が豊かだった時期だったと。つまり伊集院光のせいではなく、自分達の問題だと。
— キタトシオ (@kitatoshio1982) January 7, 2022
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自分にも心当たりがある。昔、好きすぎてどうにかなりそうってぐらいに聴き狂っていた音楽やテレビ番組、ゲーム、本、アイドルといろんなものにハマってきたけど、ある日ふと思い出せばもう何ヶ月も触れてないわってブームが去っていたことにも気づかないこともあった。
そう気づいたとき、自分にすごい寂しさを感じていた。あの熱量はどこへいったのか。もしかしたら自分の興味や関心というもの自体が衰退しているのか。この先、なにかに夢中になって、熱くなることは減っていくのかと。
けど、このツイートを読んで納得できた。そういう時期だったのかなと。1日1日いろんなことを経験して、感じて、新しいことに出会う機会も減っていけば、刺激のような出会いもそりゃ減るし、慣れるものも多くなってくる。多感な時期ってあったな〜と妙に納得した。と、同時に自分から新しいもの出会う機会を作りたいなとも思った。そしたらまた感性も好奇心も起き上がってくるかも。
なんにも感じなかったものも、フタを開けてみたら感じるものがあるかもしれない。あー、そういえば伊集院さんがラジオで話すエピソードってそういうものが多いかも。
他のエッセイはここにあります
▲感じたこと、自分の中で整理したいことを文章にしたもの
こんなのも描いてます
▲まいにちを楽に生きるための漫画『モヤモヤがちょっとスッキリするヒント』