
6年ぶりに本がでます。僕にとっては後悔を塗りかえられるチャンスでもあるんです。
ついさっき、お昼に本の情報解禁、Amazonで予約開始しました!
2023年2月23日(木)に本が出ます!!
— 吉本ユータヌキ@2月23日に本が出ます (@horahareta13) January 25, 2023
気にしすぎな僕が、公認心理師の先生と話してきた2年間の中で気づいた、心がラクになった考え方をまとめました。
たくさんの『気にしすぎな人』に届きますように😌https://t.co/Wf7jX7Zki1 pic.twitter.com/U7TW5lGp97
昨日の夜から緊張でずっと吐きそうだったんですけど、なんとか。
なんとか無事にリリースができてよかった。特大のホッが出てます。
たくさん売れますように!売れてほしい。
今回の本、製作チームのみなさんに支えてもらいながら、いいものができたから、たくさんの人に届けたい。ほんとに必要とする人に知ってもらいたいって気持ちが強いんですけど、それだけじゃなくて。
自分のためにもたくさん売りたいんです。
実は、6年前にも本を出したんですけど、その時はお知らせするのがめちゃくちゃイヤだったんです。
というのも、当時30歳のぼくは“必死に告知する“ことが、すごくダサいと思われるんじゃないかと思ったからなんです。
だから、サラッと発売しましたの告知をして、その後は買ってくれた人の感想をRTしたりすることもなく、ただただ売れるのを心臓バクバクで祈るだけ。
当時は今ほど商業誌の漫画家さんとか、爆上手のイラストレーターさんがSNSに溢れてない頃。ツイッター発のイラストレーター界隈がヴィレッジヴァンガードでグッズをたくさん出してたり、出版したりと盛り上がってたこともあって、正直に言うと自分もその波に乗って、売れるかもっていう期待してた部分もあったんです。
結果は、重版どころか全然売れず。
当時の連載もそれで打ち切り。
絶望してるその間に知り合いが次々と
「出版しました!」
「重版した!」
「映像化決まりました!」
ってSNSでお知らせしていて、もしあの時。
ダサくても必死で宣伝してたら、もうちょっと売れてたのかも。
そんな後悔がずっとずっとまとわりついて、引き剥がしたくても剥がれない。
だから、いつかまた本を出すことになったら、この記憶を塗り替えられるように必死になろう。って決めたんです。
けどそれから、パッタリと出版の話が途絶えてしまって。
もしかしたら、本が売れない人ってことが、業界で広まってしまったんだ。
人気もないのに、告知を頑張らないやつって思われてしまったんだ。
自分は終わったんだ。
それでも、自分が終わったことを100%で受け止められなくて、何か風向きを変えたい。そんな思いで3年前に創作漫画を描いてみることに。
その創作漫画を読んでもらいたくて佐渡島さんにいきなり送りつけてみたら、その流れでコルクに所属することに。
けど、自分の描きたいことがわからなくて、まわりの作家との熱量の違いとかプレッシャーに負けてメンタルがボロボロに。
そのタイミングでコーチの中山さんに出会い、2年近くかかって自分の中にある描きたいことがみつかって、試行錯誤しているうちに本のお話をいただく。
メールが届いたあの瞬間、何回も何回も読み直して、となりに人がいたら心臓の音が聞こえてるんじゃないかってぐらい興奮したのを今でも覚えています。
そんな本の製作が去年はじまって、昨日校了。
さっき、自分の後悔を塗りかえられるチャンスが始まりました。
この6年で描く話も、生活も、自分自身の考え方も全部かわりました。
それに、後悔を生んだのは自分のせいでしかないんですけど、1回でも重版して、自分に自信を持ちたいと思っています。
なので、お願いです。応援してください!
どんな形でもいいです。がんばりますので、よろしくお願いします!

ここから先は、最近あったこと、考えてること、気づいたこととか。
日記『最近のはなし』が書いてあります。よかったら覗いてみてくださいね。

もうわかったわ!って感じだと思うんですけど、もう1回だけ。ホッ。
これ、一緒に本を作ってくれた公認心理師の中山さんとのお昼のやりとり。

もうほんと身体中痛い😂
でも、ツイートと同時にたくさんの方から予約しました〜おめでとう〜ってコメントが届いて、すごい嬉しかった〜。
ツイートするまではできる限り期待しないようにしてるんですけど、こうして祝いの言葉をもらうたびに『あ、自分にはこんなにも声をかけてくれる人がいるんやな』って嬉しくなってます。この部屋をはじめた時もそうなんですけどね。
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先週の頭に息子がコロナかかってしまい、家族全員で1週間まるまる自宅待機することになって、ほんとに大変な1週間を過ごしてたんです。
でもずっと家に居て、1つ。いいことに気づいたんで、その話をさせてください。