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さんすう苦手な娘が「ちょっとだけ」変わった1ヶ月

吉本ユータヌキ


「もしかしたら、この苦手、思い込みかも」

苦手じゃないってことに気づけたら変わるかもと思って、宿題を聞くことにしてみたんです。そしたら、毎日ちょっとずつ宿題しながら笑顔が増えていくようになって、最近もたのしそうです。よかったよかった。

昨日この漫画をSNSに出してから、
改めて「なんで苦手と思ってたんやろ」って考えてみました。

思いついたのが、苦手って、解けていても
「みんなに比べて、自分は解くのがおそい」
「苦手だねって誰かに言われた」
「解けてるけど、いまいちしっくりきてない」
みたいな、いろんな理由が考えられて、最後の

「解けてるけど、いまいちしっくりきてない」は、
ぼくがよく感じてたなと、高校時代を思い出しました。

ぼくは数学の成績が割といい方だったんですけど(今はさっぱり)、それは当時通っていた塾の先生が

「こことここを掛けておけば、答えはでる!」
「このパターンが来たら、こう!パターンで覚えておけ!」
「公式なんか忘れてええ」

って、感じの『そういうもの』として教えてくれる先生だったんです。
おかげで点数はよかったから、感謝はしてるんですけど、いつもモヤモヤしていたんです。

たぶんぼくは根拠とか100%理解できて、なるほど〜!ってなってはじめて、解けた気になれるんだと思う。まわりからは数学得意やね、なんて言われても、なんか納得いってなくて。ズルしてる気分というか。

あ、それでいうとゲームもそう。
攻略本を読んで解くのはクリアした気がしなくて、嬉しくない。
適当に回して揃ったルービックキューブはできた気がしなくて、喜べない。
M-1は生放送で観ないと観た気がしない。悔しい。

『気がしない』って、やっかいですね。ほんとヤダヤダ。
『気がしない』って、気がしてるだけやのに、じっとりしていて重い。

なんでそんなに自分に厳しくしちゃうんだろ。
だから、自分は自分にもうちょっと優しくしてあげようと思ったし、
そんなに器用になれない人、子どもたちには「それでいいよ」って言ってあげたい。

ぼくだって、できてるって感じながら生きてたいですから、ね。



● 1月にこんな話を書きました

今年からメンバーシップもはじめました!そこでは、最近あったこととか、まだSNSでは言えない、メンバーの方に聞いてほしい!という『ここだけの話』を書いています。よかったら、ちょっとだけ覗いて観てください。

●2月23日に本が出ます!




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吉本ユータヌキ

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