ASIAN KUNG-FU GENERATION - ソラニン / THE FIRST TAKE を聴いて

ASIAN KUNG-FU GENERATION - ソラニン / THE FIRST TAKE を聴いて

最高によかった。大袈裟ではなく、20代の頃にこの曲が聴けて、こうして数年経った今、こういう形で聴けて。この時代に生まれてよかったと思えた。

冒頭のボーカル後藤さんの言葉。

『俺たちにとって、何がこの先成功で、これまで成功だったかってことを考えた。それは俺これくさいこと言っちゃうんだけど、25年も、一緒に音楽を続ける仲間が時々ムカついたり、喧嘩したりするけど、みつかったっていうのが結構、それでもう半分以上成功だよね。みたいな気持ちになってね。』

ちょっと照れながらの表情、間、髭を触る仕草、普段言わないメンバーへの感謝の言葉、ファンへの感謝の気持ちを感じてすごくグッときた。

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この曲は『ソラニン』と言う映画の主題歌になっていて、ソラニンは2010年に公開。11年前。自分は当時24歳。バンドをしていて、ASIAN KUNG-FU GENERATIONはカリスマのような存在。

もちろんこの曲は聴きまくっていて、今回THE FIRST TAKEのこの動画を観た時に当時のことを思い出した。将来のことも考えず、ただただフリーターでバイトをしながら週末になるとバンドで地方のライブハウスへ行ってライブ。楽しかったな。

人がたくさん集まって、熱気で天井から水滴が落ちてくるほど密集したモッシュ。ダイブ。大声で叫んで、打ち上げではアホみたいに酒飲んで、ぶっ倒れて家まで送ってもらって、翌日は二日酔いで家でダラダラと過ごすような生活。

あの時こうしていれば あの日に戻れれば
あの頃の僕にはもう 戻れないよ
たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
きっと悪い種が芽を出して
もう さよならなんだ     ("ソラニン"の歌詞より)


歌詞の意図は全く違ったものではあると思うけど、思い出すことがいっぱいで。

コロナで家を出られないなんてこともなかったし、人が集まることにビクビクしなくてもよかったし。行きたいところには行こうと思えばいつでも行けて。

『またいつか飲みに行こう』が、気軽に言えなくなって。またいつかなんて本当に来るのかなって。SNSやオンライン通話では話せるかもしれないけど、お互いの子どもの顔を見せあったり、抱き合ったり。そんなこともできなくなるんじゃないかなって思ってた。


けど、この曲を聴いて、自分が過ごしてきた過去が改めてキラキラした幸せなものだなと思えたし、後藤さんがこの先の成功について考えていると言うことにすごく勇気をもらえた。この先もこの力強い音楽が続いていく。ただそれだけで、自分も頑張ろうと思えたし、自分も微力ながら漫画を通して、誰かの人生を肯定できるものを作りたい。この漫画を読めたこの時代に生きられてよかったと思ってもらいたいと思った。

1日でも早く、ゆるい幸せがだらっと続く日々が戻ってきますように。

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吉本ユータヌキ

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