ブレない強さ、断る勇気(公開週報)

この『フリーランスの公開週報』では、会社員とイラストレーターの兼業生活を6年続けた後、19年4月からフリーランスになって感じたこと・やってきたことを書きます。ハウツー本によくある話や一般的には間違ったことがあるかもしれませんが、個人的な日記を盗み読みしているような程度で読んでもらえると幸いです。

●19年11月18日(月)〜22日(金) 週報

今週は16,17日にデザインフェスタで東京へ行ってきました。
半年に1回ペースで参加してるんですが、今回もたくさんの方が会いに来てくださってすごく嬉しかったです。
普段SNSで漫画を読んでくれてる人に実際会うと『本当に存在してるんやな〜』って染み染み感じます。こういう瞬間が結構励みになるので、顔を出すイベントは出来るだけやりたいな〜と思っています。

18日は東京で、ホリプーさん・しばたまさん・やじまけんじさんとお会いしました。みんなネット上ではやりとりしていたものの、お会いするのははじめて。
カフェで各々ipad開いてお互いのキャラクターマネして描きあったり、結構真面目に経済状況の話して暗くなったり。

画像1

東京での3日間、イラストレーター・漫画家の友達たくさんと話して、職種が同じとはいえ考え方や仕事の内容がバラバラで聞いて参考になることばっかりやったし、刺激もすごい多かった。あと、SNS上で見えてるキャラ以上にみんなしっかり将来考えてた。

大阪に帰ってきてから、改めて自分はこの先どうなりたいのかってことを真剣に考えるようになりました。
デザフェス一緒に出た世紀末ちゃんは漫画が映画になって、しおひがりさんはアニメに。アリムラモハさんは雑誌"りぼん"で連載してるし、ホリプーさんは今公開中の映画『マチネの終わりに』の漫画を描いてる。みんなすごいな〜

フリーになって半年、ようやく時間にも気持ちにも余裕ができて、描きたい漫画もイメージできてきたから次は、目指す象をもっと具体的にしていかないと。そんなことを考えている最中、大阪でちょっと早めの忘年会。

画像2

左からいずっちさん、サタケさん、自分、トミナガさん、タケウマさん、あかまつさん。

いずっちさんはキャラクターデザインや某特撮ヒーローの衣装デザインなどされている方。サタケ・タケウマさんは海外クライアントともお仕事している大御所イラストレーター。トミナガさんはAdobeから賞をもらうほどの敏腕デザイナー。僕とあかまつさんは地元が同じ飲み仲間(赤松さんオチに使ってごめんなさい)。みんなすごいよ…

このメンバーはもう10年以上活躍されている先輩ばかりで、みなさん自分自身の武器や道をしっかり理解されているからかブレがない。僕は自分に全然自信が持てないから、ひとつのことだけに没頭するのが苦手で、すぐに保険作ろうとアレやコレやと手を伸ばしてしまうし、自分で言うのもあれなんですけど…器用貧乏なので、なんでもそれなりにはできてしまうんですよね…。

だからこそ、何か突き抜けるものがなくて。それをずっと悩みながら活動してきたんですけど、そろそろ脱却しないと考えさせられた1週間でした!くそ〜!悔しい。もっと頑張るぞ。


●フリーランスの備忘録

前回までの話…フリーランスって大変やん…自由かと思いきや考えることたくさんやんって話

前回の最後に書いた『毎月稼がないといけない額を算出した後にしたのは、受ける仕事と受けない仕事の取捨選択』って話の続き。

次に考えたのは、この記事の前半にも書いたんですが、自分がどういう活動をしていきたいかを改めて考え直しました。で、やっぱり"自分の漫画を求められるような作家になりたい"。

これまでお仕事の大半がPR案件だったんですけど、PRの主役は商品やサービスで、極論自分じゃなくても成り立つ漫画で(もちろん僕の絵を求めてくださる企業さんもあります)、そうじゃなくて、もっと自分なりの思考とか、自分らしさのあるストーリー漫画をお仕事にしたい。
つまりは自分の漫画でまた書籍化目指したいし、アニメとかドラマとか。だから、今までやってた仕事がイヤでもう受けないってわけではなくて、自分の目指す方向性の中の仕事を選びたいと思うようになりました。

ただ、すぐにはそう振り切ることができないから、当面はPRのお仕事と連載とTwitterにあげる漫画のバランスを取りながら(ちなみに連載だと毎月ある程度の固定の収入が見込めるから、気持ち的にも安心できるのは大きな救いになっています)。

フリーになってすぐは、とにかく毎月稼がないとヤバい!みたいな考えから、お給料のいいお仕事を優先的に選んだり、収入のために本来断ってるようなお仕事も受けてしまった〜ってなる人もいると思うんですけど、そうなってしまったらフリーになった意味がないような気がしていて。

会社に行きたくないからフリーになったわけじゃなくて、フリーになりたくて会社を辞めたから、自分がやりたいことでしっかり稼げるようになっていかないと本末転倒になってしまう…。
だからこそ、バリバリ稼ぐぞ〜ってよりも、自分の中で受けるお仕事・受けないお仕事の線引きをしっかり最初から決めておくことは大事かなと思います。

これは僕がフリーになる前から、いろんな先輩から言われていたので、しっかり覚悟決めて、ギャラの高い案件に後ろ髪引かれても泣きながら断れるようになりました。

あとは、時間に余裕があるからって仕事を詰め込まないようにしています。これはルール。常に少しは余裕を持って過ごせるようにしておかないと、挑戦する時間がなくなってしまうから。そのためにも、しっかりスケジュール管理するようになりました。
次回はそんなスケジュールの立て方の話を書きたいと思います。


●今週の読んだ本・観た動画

▲『ビリー・アイリッシュ、「1年前の私」と同じインタビューに答える | GQ JAPAN』

デザフェスの打ち上げで世紀末ちゃんに教えてもらったんですけど、歌手ビリー・アイリッシュが1年前(15歳)の自分と同じインタビューに答える動画。
キャプションからも感じるんですけど、1年前の左と今の右の表情が全然違うんですよね。明らかに疲れてる(暗くなってる)…。

今や野外フェスや大物アーティストと友達にもなるほど、1年ですごい人気になったんですけど、その裏にはそれ以上の葛藤や苦労が。フォロワー数が多くなっていくにつれて、普通に外出できなくなったり、ライブでお客さんの近くへ行けなくなったり、思ってることを素直に呟けなくなってしまったり。アーティストとして人気になるのは喜ばしいことですが、16歳にして自由が奪われつつある彼女を見るとちょっとかわいそうに思えてしまったり。

環境の変化とともに心境も変化していく。人はみんなそうだと思うんですけど、今自分自身が兼業からフリーになって、大きく環境が変わっている最中。こうして今の気持ちを残しておくことが、1年後の自分を救ってくれるのかもと思わされた動画でした(全然規模が違うけど)。

●最後に

ぼちぼち確定申告の時期がやってきましたね…同業者が集まるとこの話は大体出てきますね。インボイスのことも勉強しておかないといけないし、あ〜大変。って言いながら、僕は数字が苦手なので3年前から税理士さんにお願いしていますが。
餅は餅屋!それがいい(変にポジティブ)!

では、今週もお疲れ様でした〜

この週報に意見や感想などあれば、よかったらコメント欄または質問箱にください。また、よかったよ〜って方は『ハートボタン』お願いします。せっかくなら良いもの公開できるようにしていきたいので、ご協力よろしくお願いします!
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

サポートしていただいたり、有料記事を購入してくださった売り上げは次の新しいこと始めるための活動資金とさせていただきます。いつも本当にありがとうございます!

ありがとうございます〜!今日の運勢は〜…
60
コルク所属のマンガ家。有料マガジン『タヌキブース』を2020年8月に開設。『#おもち日和』の先読み配信や限定コラム・マンガを配信中。▶︎https://yutanuki.com/m/m29a8fb4bf7ec |お仕事のご依頼は▶︎https://corkagency.com

こちらでもピックアップされています

フリーランスの公開週報
フリーランスの公開週報
  • 4本

33歳で2児の父親なんですが、19年4月より脱サラしてイラストレーター /漫画家としてフリーランスになりました。そんな危なっかしい挑戦かつフリーランスになって気づいたこと・感じたことを残していく週報形式のブログです

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。